ウェブライティングについてその 1 表記規則を考える

上記は自分もとても気になる話です。自分がとっているアプローチについて、これをきっかけにまとめていたら、とても長くなりました。なので、ちょいとシリーズ化します(笑)

自分の場合も表記規則みたいなものはあって、ただしクライアントさんに強要はしません。アドバイスを求められた場合の回答は持っています。こちらからの提案を受け入れる準備がある状況や、先方がソレを望むのであればガイドラインを提出しますが、それは「こうでなければならない」という絶対的なものではありません。

ただし、ひとつのウェブサイトで統一されたフォーマットがあるにこした事はなく、また、それらを取り決める事は「よりよいのはどういうものか」を客観的に判断することになるので、本来は非常に重要なことです。単純にブランディングにつながると考えられる「デザイン」の面でも、それらがしっかり整備されているのが望ましいのはいうまでもないこと、なのですが。


  • 英数は全て半角。全角は使わない。
  • 数値は全て英数。全角は使わない。
  • 英数単語の前後に半角スペースをいれる。
  • ローマ数字は一切使わない。
  • 全角スペースは使わない。
  • ナカグロは全角。
  • 円記号は使わない。または全角。
  • 数値に 3桁区切りを入れない。(スクリプト処理等を使う)
  • 時間は「xx時xx分」とする。
  • 月日は「xx月xx日」とする。(xx/xx 等としない)
  • 年号は西暦統一。
  • 西暦年を二桁に略しない。
  • 丸括弧()は全角。
  • 半角カタカナは使わない。
  • 機種依存文字と思われるものはブラウザチェックの上、てんで表示しないワケではないのなら場合によっては使う。
  • 株式会社等を(株)等と略しない。
  • ul リストのマーカー等にあたるものをテキストで記載しない。
  • いわゆるアスキーアートを使わない。
  • & " < > はいわずもがな。HTML 上では(そのままは)使えない。
  • 単語の文字間をスペースで広げない。
  • 全角スペースを使った字下げをしない。
  • ひとつの段落の長さに注意し、段落と段落の行間は一行(程度)あける(スタイルシート指定)

すべてに渡ってハマる訳ではありませんが、「見た目で分かる状態ではなく、言葉として話して伝わる状態」ということを意識すると、上記の一部についての考え方の理解になると思います。すなわち、自分が一時期調査してた「音声ブラウザ対応」。上のような記述をするようにしていれば、自ずとその対応にもなります。そうすることで見ることで済むユーザーになんら悪影響を与えずにユーザービリティを向上できます。

普通は「音にしたらどうなるか考える」ということはせず、見た目判断が多いので、そうすること自体がすでに「ウェブにおける特殊な文章の書き方」といえます。だからこそ、本来は教える必要があるかもしれません。ウェブのユーザービリティ、アクセシビリティについて語られる事が多くなってきましたので、そういう方向に向かっているとは思いますが、一般の方々は勿論、ウェブ制作関係者でも、全てに浸透しているようには見えません。

まずは「どうするのが良いのか」ではなくて、そういうことについて考えるという行動を始めることが必要でしょう。

2009年06月26日 20:11 | WebCreate | ichiro